スーパーカー誕生 Real Birth of the SUPERCAR

 

800ページにおよぶスーパーカーの詳細な研究書

 

著者、沢村慎太朗による長年にわたるスーパーカー研究の集大成となるもので、内外の膨大な資料解析を下敷きにしながら、当時のエンジニアに直接インタビューした一次情報によって明瞭な裏付けをとった点が、従来にない特徴となります。
数多くのスーパーカーを生み出したイタリアに2度にわたって調査に赴いた結果、著名なスター・エンジニアだけでなく、詳細が不明であった伝説のエンジニアについて、当時親しくしていた同僚を探し出すことに成功しました。こうした詳細なインタビューにより、世界的に見てもスーパーカー研究の新しい一歩を記すものとなりました。
また、確認された事実を、相互に与えあった影響や技術トレンドを踏まえて俯瞰的に再構築した結果、ランボルギーニ・ミウラから始まるスーパーカーの40年史として、従来にない自動車の産業物語としての側面も持っています。

 

沢村慎太朗(著)
ページ数:800ページ 
ISBN978-4-904076-08-8
定価4,743円+税

 

■インタビューを行ったエンジニアたち

 

ニコラ・マテラッツィ
ストラトス、M1、288GTO、F40という戦うクルマを世に送り出した

 

パオロ・スタンツァーニ
カウンタックの開発エンジニアであり、多くの名だたる名車の誕生に携わってきたスター・エンジニア

 

ジャンパオロ・ダラーラ
ミウラを生み出し、フェラーリやマセラティで幾多の名車を送り出したのみならず、現在もレーシングカー・コンストラクターのオーナーでもある

 

チェザーレ・シリンガルディ
創成期のフェラーリ、そしてデ・トマソで手腕を振るった鬼才ウンベルト・デル・ヴァッキオの親しい友人。自らもボーラ、メラク、パンテーラの設計に携わった

 

アンジェロ・ベッレイ
フェラーリの古参社員であり、365BBや308シリーズ、テスタロッサなどの開発責任者であった

 

ジュリアーノ・デ・アンジェリス
ベッレイとコンビを組んでフェラーリの屋台骨を支えた

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